2012年8月19日日曜日

悪夢

栽培体験のサツマイモ畑のほとんどをイノシシにやられてしまいました。これまでも3度イノシシが侵入。カラスにヒヨドリ、アライグマ(?)畑が荒らされっぱなしでしたが、それもようやく落ち着いてきた頃、この日(8月9日)は、援農ボランティアの皆さんに手伝ってもらってイノシシ除けの電柵を設置することにしていました。その矢作の出来事でした。
今まで皆さんにお手伝いをしてもらいながら植え付けた里芋の被害があったにもかかわらず、4度の侵入を防ぎきれなかった悔しさと、収穫を楽しみにサツマイモの植え付けをされた皆さんに対して畑の管理をするものとして十分対策をとってこなかったという申し訳ない気持ち、そして、隣地との間に幅1メートルの水路を挟んでいるにもかかわらず、ワイヤーメッシュの柵を押し倒して侵入してきたイノシシのどう猛さの対するおののき等々、何ともいえない気持ちを持ちつつ今日まで来ています。
この日は、皆さんに手伝ってもらって、柵を補強するとともに、新たな獣道になっている箇所に金網を張りました。お陰で今日まで被害なしですが、その分、ご近所の皆さんはたびたびの侵入を受けておられるとのことです。
この出来事の後、寝苦しい夜にはいやな夢を見て目が覚めることがあり、ヘッドランプをつけて畑を見回ることが何度もあります。

イノシシの被害に悩まされている地域はたくさんありますが、獣害対策に対する町の補助はわずかばかりです。この問題を解決しないかぎり、耕作意欲をなくしてしまう農家がますます増えていくのではないでしょうか。

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